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朝食模様

2010-10-02-Sat

 
この夏、北欧のホテルでビュッフェ式の朝食をとりながら
他国の方々が、なにをどう食べるのか、なんてことに興味をひかれました。



ダイニングルームには、ビジネスマン、家族連れ、老夫婦、若いカップル、
国籍も北欧や他のヨーロッパからと思われる人々など、様々でした。
概して、大柄で、太めな方が多いのですが、その食べっぷりもいいのです。

多くの人は、好きなものを好きなだけ、食べているように見受けられます。
お皿には、ソーセージとハムばかりが盛られていたり、
パンとジャムばかりとか、パンとハムとチーズばかりとか、
ひたすらフルーツとナッツとヨーグルトだけ、なんて具合です。
家族連れの子供が、そんなお皿を持ってテ-ブルについたとしても
お母さんは「野菜もちゃんと食べるのよ」なんてことは言わないようです。

これは個人の意思を尊重するとか、自分の意思をはっきり持つとか、
そういうことが重視される文化的な背景の現れなのでしょうか?
だから子供の意思を尊重して、食べるものに口出しをしないし
自分の意思をはっきりさせて、食べたいものを食べるし、
健康に気を使いたい人はそうするし、気を使わないというのも、また主義。

食事も文化行為のひとつだから、奥が深いものだろうかと思いながらも、
その実、誰もなにも考えていないだけ、ということかもしれないし・・・
想像ばかりが膨らみましたが、気になる異国人の朝食模様であります。

北欧での朝食

2010-09-29-Wed

 
北欧の国々で、これまでいくつものホテルで朝食をいただきました。
大型ホテルや、こじんまりとした個人経営のホテルなど
規模も違うし利用のされ方も違ういろいろなホテルがありました。



ビュッフェスタイルの朝食は、北欧のどこでも同じような内容です。
数種類のパン、バターとジャム、数種類のチーズ、ニシンの酢漬け、
茹でたまご、トマトときゅうりとレタス程度の野菜、ヨーグルト、
飲み物は、それほど種類は多くないジュース、コーヒー、紅茶もあります。
でも、他のヨーロッパのホテルの朝食とは、やはり違いを感じます。

パンは、北欧でも国によって特徴的なものも並び
フィンランドでは、酸味と、ちょっとくせのある色の濃いライ麦パン、
スウェーデンでは、ライ麦の薄くてクラッカーのような乾パンがあります。
どちらも、それだけでいただくには、ん・・・と、いま一つですが
北欧のチーズといただくと相性がいいので、そういうことかと納得します。
乳製品は種類が豊富で、特にチーズは結構な種類が並んでいます。
セミハードタイプが多く、かすかな苦みを感じる食べやすいチーズです。
そしてなんといっても特徴的なのが、ニシンン酢漬けで、
ハムやチーズと一緒に、朝食には、どこでも必ず並べられています。
マスタードやサワークリーム、ハーブ、カレーなど、味もいろいろあります。
コーヒーは、かなり濃いめで、酸味や渋みはないものの
日本でストレートでいただくわたしも、必ずミルクを入れているほどです。

全体的に味付けは、さほど濃くなく、どちらかというと素朴さがあります。
だから長い滞在になっても飽きず、わたしには合っているうようです。

キアズマ

2010-09-28-Tue

 
キアズマは、1998年にオープンしたフィンランド国立近代美術館です。
ヘルシンキ中央駅の西側にあり、市街の目抜き通りに位置しています。
現代美術専門の美術館で、ヘルシンキ、そしてフィランドにおいて
現代美術の先駆的な役割を担うことが、基本理念としてあるそうです。

Kiasma.jpg


アメリカ人建築家スティーブン・ホール設計による美術館の建物は、
そのシンボリックな外観が、少し離れた所からでも目を引きます。
コンペ時、スティーブン・ホールの案に名付けられたのが
「Chiasma(キアズマ)」で、ギリシャ語で交差や交換を意味するそうです。
「Kiasma」と実際には表記され、オープンな視覚的情報交換の場として
その名の通り、現代美術や地域文化に貢献しているようです。

美術館の内部も、そのコンセプトは貫かれており
交差する通路や展示室は、空間として具現化されているのを感じます。
空間構成がとても面白く、広がりがあるかと思えば、ギュッと絞られて
ちょっとした迷路のようで、迷いそうにもなるのですが、
そう思わせているだけで、ちゃんと順路に導かれていきます。

内部は自由に写真が撮れるようになっていますが、
どのアングルで写真を撮っても、不思議と絵になってしまいます。
それはストックホルム市立図書館でも感じたことですが、
公共建築にとっては、特に大切なことなのだろうと思います。

恥ずかしかったこと

2010-09-12-Sun

 
スウェーデンの母国語は、スウェーデン語です。
でも、ほとんどの人が英語を話せるので、旅行者にはありがたく
歩いている人に道を尋ねても、お店でも、誰もが英語で答えてくれます。
ところが意外にも、夏ともなれば、観光客が各国から集まるというのに、
レストランやカフェに、英語のメニューが置いていないことがあります。
「英語のメニューはありませんか?」と、聞くと
「ないのよ、私が訳して言うから、選んで」なんて答えが返ってきます。

restaurant.jpg


ストックホルム旧市街、ガムラスタンの細い路地を抜けると、
港沿いには、老舗レストランや洒落たカフェが並んでいます。
お昼時、そのレストランの一つへと、食事に入りました。
メニューがスウェーデン語だったので、英語のはないかとウエイターに聞くと
「ぼく、英語しゃべれないから」と、隣の席で食事をする東洋人男性客に、
「このメニュー、彼女に訳してくれない?」と、英語でお願いしていました。
「OK」と、東洋人男性客は食事中なのに・・・いい人です。
彼は常連さんのようで、スウェーデン語も英語も堪能な方のようです。
わたしにしたって、メニューを全部読んでいただいても理解しきれないし、
ニシンの酢漬(北欧伝統料理)以外の魚が食べられればよかったので、
「こんにちは。魚を食べたいけど、このメニューの魚って、すっぱい?
すっぱい魚はホテルの朝食で食べるから、違うのを食べたいんですけど」
と、ニシンも、酢漬けも、英単語がわからなくて、こう英語で聞くと、

「あぁ、日本語で大丈夫ですよ」

うわっ!日本人だ!
日本人に、しかも英語の達者そうな日本人に、聞かれたくない英語力。
文法が間違っていた気がするし、もっとおとなの表現があるし、
と、心の中は大慌てで・・・結果、しゅんと、恥じ入ります。
「中学校から英語を勉強している」ってことが負い目を感じさせます。

彼は、わたしのテーブルに置いてあった日本語のガイドブックを見て、
わたしが日本人だと気が付いていたのでしょうが、
わたしは、彼を中国人や韓国人だと、とことん思い込んでいました。
丁寧に日本語で教えてくれた彼に、礼儀正しくお礼をいったあとは、
できるだけ彼の方を見ないように、目を合わせないようにと、
そんなおとならしからぬ行動を、あやしくとってしまいました。

フィンランドからのエアメール

2010-09-07-Tue

 
夕方、郵便受けを覗くと、エアメールが届いていました。
フィンランドのヘルシンキ郊外に暮らす友人からです。

air_mail.jpg


電子メールが便利な時代でも、郵便受けに届けられる便りは嬉しいです。
いえいえ、こういう時代だからこそ、手紙なり、葉書なり、
わざわざ書いてくれるその手間などを思うと、余計に嬉しくなります。
それが異国の匂いが漂う便りだったとしたら、
思いがけないプレゼントをもらったように、心ときめきます。

8月末に投函されたフィンランドからの便りには
「このところの平均気温は15℃で、秋が近づいているのを感じます」
と、書かれてありました。
東京あたりで15℃になれば、冬が来たのを感じますけど、
その感じ方の違いが、フィンランドの冬の厳しい寒さを、物語っています。

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