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クリスティーナのお父さん

2010-07-15-Thu

 
フィンランドへ着いた翌日の夕方、ホテルの部屋の電話が鳴りました。
「ハイ!私はアルト、クリスティーナの父親です。
今、ホテルのフロントに来ているんだけど、これから会える?」と。

クリスティーナは、先日、日本で知り合ったばかりのフィンランド人
…そう、あのタトゥーの彼女です。
フィンランドの建物巡りをするドライブの約束していた彼女でしたが
予定が遅れていて、帰国できないからと、お父さんが来てくれたのです。
「娘から、あなたのことは聞いているから、僕が建物を見に連れて行くよ」
と、白夜のヘルシンキを郊外へと、プジョーを走らせてくれました。

これは50年代の建物、こっちのデザインは60年代だね
海の見えるこのあたりは超高級住宅地で、コンクリートの家が多いね
ヘルシンキ市街の石造りの建築は、ウィーン様式なんだけど
100年以上の古い建物だから、これも高級住宅なんだよ
 
と、驚くほど詳しく建築物の説明をしてくれた後には
同僚リーサの家が、昨年、完成したばかりだからと
一般的なフィンランドの住宅にも連れて行ってくれました。
まったく完璧なナビゲートをする、本当に素晴らしいガイドです。

liisa_house.jpg


リーサは、以前、日本のフィンランド大使館で働いていたそうで
日本語を上手に話す、5人の男の子のお母さんでキャリアウーマンです。
彼女は、キッチンで、お茶の準備をしながら私に耳うちしました。
「アルトは、テレビ局のメインキャスターで、フィンランドでは有名人なのよ」
と、驚く私に、いたずらっぽく、にっこり笑って見せます。

翌日の夕方、ニュースを見ていると、彼はテレビの中にいました。
そして、私がフィンランドを離れる前日の夜は「飲みに行こう」と
ニュース番組が終わって15分後には、ホテルのフロントに
テレビから抜け出したそのままの姿で、微笑んで立っていました。

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