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エグルストン展

2010-06-26-Sat

 
品川御殿山の原美術館へ行きました。
昭和13年に建てられた瀟洒な邸宅が、
現代美術を中心とした私立美術館になっています。
上野の東京国立博物館本館や銀座の和光本館と同じ
渡辺仁氏による設計で、建物だけでも魅力的な美術館です。
階段の、いく度も塗装を重ねたであろう古い木製の手摺など、
その感触を確かめたくて、手で触れ、そっと這わせてしまいます。

eggleston_a.jpg


現在、開催中のウィリアム・エグルストン写真展は、衝撃的でした。
写真集などで見るより、まったくもって感動的で、スゴイのです。
大胆なグラフィックで、独特の色彩とその艶やかさを放ち、
まるで抽象的な構図、と、写真という概念が、あっけなく崩れます。

目の前に、空間として存在すれば、
素通りするか、あるいは嫌悪すらしそうなモノや風景が
エグルストンの中のなにかに、一寸の微動が生じることで
シャッターは切られ、アートと呼ばれる作品になる…

それは、古い邸宅をゆっくりと移動しながら、
ひとつひとつ、丁寧に、作品を見ていけば、
徐々に鼓動が早くなるのを感じるほどの、ショックでした。

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