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トーネットの椅子

2012-05-29-Tue

 
都内のインテリアショップが開催する
島崎信氏によるインテリアのトークイベントがありました。
主にトーネット社の椅子についてのお話しでしたが、
時代背景と合わせて聞く当時の様子は、大変興味深いものでした。

thonet_no14.jpg


トーネットの椅子はご覧になれば「ああ、それね」と、
どなたもが、どこかで目にしたことがあるかと思います。
そのトーネット社の創始者であるミハエル・トーネットは
1796年にドイツのライン川沿いのボッパルドという町に生まれ
その地で家具工房を開き、現在もトーネットの本社があります。

当時は椅子などの木工は木を削り出して形を作っていましたが、
トーネットは蒸気と熱で木を曲げる曲げ木の技法を開発し
量産、運送、コストバランスまで視野に入れて椅子をデザインしたのです。
椅子が分解組み立てができるなど、それまで考えられなかったことですが
全体を考慮した販売戦略が、当時既に行われていたとはスゴイことです。

一番有名な、写真のシリアルナンバー14の椅子は、
1859年から現在まで、2億脚以上が売れているそうです。
また既に製造中止になっている椅子が、復刻版として販売されると、
高い値でも、あっという間に売り切れ、いまだ高い人気を博しています。
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中村好文氏の講演会

2012-05-26-Sat

 
建築家の中村好文氏の講演会に行きました。
「小屋の流儀」という講演の題が、それだけでなんとも優しい感じがします。
小屋とは一坪、二坪の家ともいえない小さな小さな、正に小屋のことです。

nakamura_yoshibumi.jpg


中村氏は住宅を主に設計し、著書も数多く出版されているので、
本を読ませていただいていますが、とても好きな建築家です。
講演でも話されていましたが、普通の住宅を作りたいそうです。
斬新であったり、目立ったり、バブルな建物にも違和感を覚えるそうです。
それは正に、わたしの思いでもあり、理想とし、憧れる所以であります。

講演では「小屋」というものに心魅かれ、
建築の原点をそこに見出しているお話しをされました。
フランスにあるル・コルビュジェの「カップマルタンの休暇小屋」
岩手県花巻市にある高村光太郎が、戦後、ひとり暮らした小屋など、
小屋と聞けば、出掛けて行かれていらっしゃるようです。
そして、もちろんご自分のための小屋も作られているそうです。

物静かにお話しされながらもユーモアがあり、少々お茶目
印象としては、本から想像するままの雰囲気の方でした。
嬉しいことに、少し言葉を交わす機会を得ましたが、
普通を装っていらしても、普通じゃないんですよね、やっぱり。

失うことでの自由

2012-05-24-Thu

 
先週は、気に入っていた色と形のグラスを割ってしまい
戻ってきたけれど、一時は指輪を失い
なんとなくモノとの係わりについて考える機会ともなっていました。

glass.jpg


大切にしてはいたけれど、これらを失って、それほど困るだろうか?
たぶん、時間が過ぎれば忘れてしまうことであろうし・・・
愛着、思い出、執着、資産、アイデンティティーの投影など
モノとの関係はいろいろで、複合的で、個人的なものです。
でも、ふと立ち止まって考えてみると、それも思い込みかもしれません。

持っていれば、手入れをし、守り、気を使い、時間を費やし、
モノによっては、お金が掛かることもあります。
しかしモノが無くなれば、これらから解放される訳だから、
むしろそのぶん自由になったともいえないでしょうか。
モノが多ければ、それだけ囚われていて不自由だということです。

家の中も、持ち物も、人間関係すら、
シンプルであれば、もっと開放され自由でいられるのかもしれません。
と、しばし煩悩を脇に追いやってみると、そんな考えも浮かびますが。

KATAGAMI

2012-05-21-Mon

 
丸の内にある三菱一号館美術館では、現在、
「KTAGAMI Stile 世界が恋した日本のデザイン もうひとつのジャポニズム」
が開催されています。
東京展の後、京都、三重と続くようですが、東京は5月27日までです。

katagami_style.jpg


主には着物の生地などに文様を染めるための型紙のことで、
鎌倉時代頃から使われ始め、江戸から明治前期に全盛を迎えたようです。
19世紀末になると、万博博覧会などで欧米にも知れ渡るようになり、
装飾芸術や産業芸術に、影響を与えることになったそうです。
壁のクロスや椅子の生地、バルコニーの格子など、
インテリアの装飾としても、用いられるようになっています。

型紙は、唐草模様や三筋格子、小菊、竹などはもとより、
それらを組み合わせや、さらに複雑なものなど、多くが展示され
それと共に、その型紙を作る過程も映像で流されていました。
それは見ていて気の遠くなるような細かく忍耐を要する作業で
その彫刃も適したものがなければ型紙職人が、自ら鉄を打ち作るのです。
これは日本人だからこそ、できることなのかもしれないと思いました。

こういった日本のデザインは欧米のものと比べると、
一見の派手さが無いので見過ごされがちですが、
繊細さの中にある気品が、見るほどにじわりと伝わってきます。

手作り塩麹

2012-05-20-Sun

 
なんだか最近、食べ物の記事が多いですね。
食べることは、人を幸せにしますからね。
そして食べることも生活ですから、建築にも通じる話かと・・・。
ということで、今日は塩麹です。

shiokoji.jpg


できました!作りました!
この頃流行りの塩麹は、もちろんスーパーでも売っています。
でも作れるものなら作ってみたいと、好奇心に促されました。
そして初めての手作り塩麹、まずまずの出来のようです。
早速、豆腐や肉を漬けてみましたが、美味しくいただけております。

塩麹は米麹と塩、水を密閉ビンで、10日~2週間かけて作ります。
毎日混ぜて空気に触れさせるのですが、
ちょっと手間をかけて作るところがまたいいのです。
手間をかけ、世話を焼くから、植物でも育てる感覚です。
そうすると気持ちも入り、可愛さもひとしおといったところで
一日くらい混ぜるのを忘れても、機嫌をそこねることもないようです。

でき上がった塩麹は冷蔵庫の中へ、半年はもつようです。
塩麹の入った我が家の冷蔵庫は、開ける度に、ちょっと嬉しいんです。
そして米麹、最近はスーパーでも売りきれ続出のようですが、
その人気ぶりは作ってみて、わかる気がしています。

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