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箸袋を作る

2012-03-21-Wed

 
休日、友人が我が家に集まって食事をすることになりました。
この日、テーブルに並んだのは、以前より度々お取り寄せしている餃子と、
友人たちが持ち寄ってくれたあれこれ、と、招く私は楽をさせていただき、
緩い感じで、それでもちょっとしたホームパーティとなりました。

chopsticks.jpg


そしてその前夜、私は、せっせと紙の箸袋を作っていたのでした。
イケアで買った10膳99円の竹箸を見栄え良く、
と、知恵を絞り、でき上がったのは、この写真の箸袋。
我ながら、上々のできに気分をよくしておりました。
今少しと待ちわびる桜の花と、若葉の色をイメージしています。

最近は便利だなぁ~と、つくづく思うのですが、
何かを欲しいと思ったときに、
ひょいとパソコンの前に座り探してみると、大概のモノが見つかります。
料理のレシピでも、ちょっとした小物でも、なんでも。
私が欲しいと思ったときには、とっくに誰かも欲しいと思っているらしく
既に考えられていたり、作られていたりしているのです、不思議と。
そう、それで「箸袋の折り方」なんて調べたら、
実は、この作り方も見つけたのです。

箸袋のピンクとグリーンはカラーのトレーシングペーパーで、
ちなみに、これだけは一応は私のオリジナルというわけです。
トレーシングペーパーは最近では、あまり使われなくなりましたが、
少し前までは、建築図面を書くには欠かせないものでした。
もちろんその際のトレーシングペーパーは白でしたけれどもね。

憧れの本棚

2012-03-19-Mon

 
リビングに壁面いっぱいの造り付けの本棚というのは、ちょっと魅力的です。
整然と本棚に沢山の本が並んでいると、なぜか心が浮き立ちます。
本棚は、その家のインテリジェンスを感じるインテリアでもあるようです。

book_shelf_1.jpg


クライアントのお宅に伺って、本棚を拝見することがあると、
お仕事や、ご趣味など、なんとなくイメージされることもありますが、
見たこともない難しそうな本が並んでいれば、神秘的ですらあります。
逆に、わたしが読んだことのある本などが並んでいようものなら、
勝手な親しみを覚え、嬉しく思っていることもしばしばです。

ところが我が家の本棚、これを見られるのは、やたら恥ずかしいのです。
頭の中を覗かれているようで、それどころか心を見透かされているようで、
内心は、隠れる場所を失い右往左往しているような気分になります。
何もやましいことなどないはずなのですが・・・。
よって大いに憧れてはみるものの、
我が家のリビングに、壁面いっぱいの本棚はありえないのでしょうね。

・・・と。
机に向かって仕事をしていたはずが、いつの間にか筆を休め、
そんなことをもんもんと考え、今日は午後のひと時が過ぎていました。

血縁に基づかない住まい方(まとめ) Vol.5

2012-03-15-Thu

 
同じテーマでの記事も5日目となりました。
私自身、大変関心のあるテーマであり、長くなってしまいました。

New_house3.jpg


「血縁に基づかない住まい」といわれる
コレクティブハウス、コーポラティブハウス、シェアハウス。
このような事業に直接関わる関係者からの話は、
実際に現場で何が起こっているのか、その一部でも知ることができます。
部外者が想像しなかったような問題が、現実には様々あるようです。
例えばそれは、施設内で物が無くなるというようなことから、
行政や国の理解不足、法律の矛盾など、問題は多義に渡っていました。

このような住まいに暮らし、人と関わり合うという議論の中、
キーワードとして「おせっかい」という言葉が浮かび上がってきました。
欧米型の個室の概念から「プライバシー」ということがいわれるようになり、
個室が自立を促すということが、「無関心」と錯覚されてもいます。
しかし、居心地のよい距離感を保った、いい意味での「おせっかい」は
実は思いやりであったり、気遣いであったり、人の温もりや優しさなのです。
また、パネリストの建築家の方がおっしゃっていた
「血縁に基づかない住まいとは、他者を受け入れる住まい方なのです」
という話は印象的で、あらゆる問題の解決策となるのだろうと思いました。

私がこうしたことに関わるとしたら、建築の立場か、居住者としてでしょう。
もし建築の立場で、その機会が巡ってきたとしたら、どうつくるのだろうか。
空間にはエネルギーが宿るといわれますが、その責任を果たすべく、
形にするにはなにをするのだろうかと、漠然と考えております。

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血縁に基づかない住まい方(コーポラティブハウス)Vol.4

2012-03-14-Wed

 
コーポラティブハウスは、200年ほど前にイギリスで発祥し、
20世紀初頭には、北欧諸国、ドイツと大きく広がり、
現在ではヨーロッパ諸国、アメリカ、カナダでも普及しています。
スウェーデンやニューヨークでは、20%がコーポラティブハウスだそうです。

New_house2.jpg


日本では、1968年に「コーポラティブ千駄ヶ谷」が第一号として完成し、
それ依頼、現在に至るまで9000戸以上が建設されているようです。
しかし、ヨーロッパやアメリカのように発展したとはいえず、
協同組合を作って、決自主運営をしていくことに難しさがあります。
例えば「建物内のどの部分に、互いの住まいを持つか」ということも
組合で決定されるので、各々の利害が発生すれば、まとまりはつきません。

1990年代になると、インターネットの普及という恩恵を受け、
日本では、新しいコーポラティブハウス形態が生まれるようになりいました。
建築家と企画会社による事業計画がプロデュースがされ、
そのに賛同する人々が名乗りを上げた応募者によって組合が組織される。
インターネットという文明を反映した分譲型のコーポラティブハウスです。
既に企画がされていますので、あるものを選ぶということになります。
一から全てを決めていかなければならない困難は、緩和され、
日本でのコーポラティブハウスの発展も、新しい展開にあるようです。

一つののコーポラティブハウス事業の開始から完成までは、
一般的には、約2年の期間を要することになります
その間、組合としての協議など共同作業を通じ住人がお互いを知り
居住前から深いコミュニケーションが図られることは貴重です。
同じ屋根の下に住む者同士としての協調や安心感が生まれ、
通常の分譲マンションでは得られない大きなメリットになってます。

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血縁に基づかない住まい方(コレクティブハウス)Vol.3

2012-03-13-Tue

 
コレクティブハウスは、1970年代に北欧で生まれ、広がりはじめ、
デンマークへ学んだアメリカ人が、その住まい方の精神を受け継ぎ、
本国に持ち帰り、アメリカではCohousingとして広がっています。

New_house4.jpg


日本のコレクティブハウスの多くは、多世代の賃貸住宅として、
子育て世代から高齢者までが一緒に住み、居住者の自主管理を前提とした
「助け合いを基本とする共同住宅」という概念で運営されているようです。
また、有料老人ホームや、認知性高齢者のグループホームが
階を別にして付属されていたりするケースもあり、
高齢化社会への対応や、様々なニーズに合わせた施策もされています。

シンポジウムでは、高齢者に焦点を当てた話が多くされていましたが、
日本の現状を踏まえ、早急な対応策が望まれているということでしょう。
高齢者が、安心して自立した生活ができる住まいとしては、
老人ホームとは違い、自らのことは積極的に自らで行うけれど、
お互いを気遣い合い、助け合い、孤独が見過ごされることもなくしていく。
高齢者だからと役割を奪うのではなく、それぞれが経験や時間を活かし、
世代を超えた関係で、お互いに貢献することが望まれているようです。
役割があるということは、そこに自分の居場所もあるのです。

コミュニティは建物内(コレクティブハウス内)で完結させず、
地域へと繋がりを広げ、包括的に保っていくことも重要になります。
高齢者の問題だけではなく、子育て支援や障害者支援など視野を広げ、
人間として本来あるべき姿で助け合い、育み、生きるべきなのでしょう。

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