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続・上海万博の高級料亭

2010-12-20-Mon

 
上海万博の高級料亭「紫」の話のつづきをもう少し・・・

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上海では、鮮魚や野菜など、扱われ方や鮮度が、まるで日本とは違って、
つまり、日本ほど、食材は、繊細に扱われていないそうです。
でも、そんな中、いく度か言葉を交わすにつれ、日本の食や文化を理解し、
希望の食材を提供しようとする人が、徐々に現れはじめたそうです。

そまた一方では、料理人も仲居さんも中国人を現地採用したため、
仲居さんは、着物の着方や日本式接客作法など、猛特訓となったそうです。
上海大学の日本語を話せる学生がほとんどたったようですが、
真面目で、勉強熱心な彼女たちは、慣れない正座にひざを痛めても、
涙しながら、練習をつづけようとしていたそうです。
後の写真で見る、着物姿で働く彼女たちは、日本人と聞かされても
何の疑いももたないほど、そのたたずまいに違和感はありませんでした。

こうして、一つ一つ、幾多の困難を乗りこえた高級料亭は、
鳩山前首相をはじめとする世界のビップを招くことになり
万博が幕を閉じた今となっては、幻の料亭「紫」となったのでした。

上海万博は、ことあるごとにメディアの話題となりましたが、
実際に、現地の人々と関わりながら過ごした方から聞くのでは、
受け取る印象が、ずいぶんと違うことを感じます。
そして、どちらが正しいというよりも、
メディアによる情報というものに、私自身知らず知らずに、
感化されていることを痛感し、考えさせられました。
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