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能 枕慈童

2010-10-09-Sat

 
「能のチケットがあるの、行かない?」
と、前日の深夜に突然誘われ、昨夜は、人生初の能の舞台を観賞しました。
突然のことだったので、なんの予備知識もないままに出掛けましたが、
それはそれで、良かったのかもしれないと思います。
自分の感性を頼りに、純粋にそのままを捉えることができたようです。

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能面の微妙な角度と、役者の立ち位置による照明の当たり方で
静かに変化する面の表情など、言い知れぬ精神性を感じました。
所作のひとつひとつ、衣装、舞台道具、それら全てに
寸分の隙もない厳しさが張り巡らされている緊張感には、ぞくっとします。
観ている側のわたしも、腹筋に力が入り、すぅーっと姿勢は正され、
礼節を持って、正しく観賞するべく、体が自然といずまいを整えていました。

渋谷のセルリアンタワーの中にある能楽堂へ行ったのですが、
いく度か訪れたことのある建物でしたが、その存在はしりませんでした。
こんな近代的な建物の中、エスカレーターで地下へ下ると
能の舞台が造られているのは、なんとも不思議な気分にさせます。
会場には、着物で来られている方もあり、それがまた風情を誘うのでした。

はじめての能の舞台に、素直に感じ入る自分の精神の中に、
あらためて日本人を確認したかのように、昨夜は能楽堂を後にしました。
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