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一級建築士の第1号

2010-10-06-Wed

 
建築士法ができたのは、1950年(昭和25年)のことでした。
それまでは、現在のような一級建築士や二級建築士といった資格で
「建築士」という独占業務では、区切られてはいませんでした。
この法律ができると、誰を建築士とするかの選考基準が決められ
それをもとに翌年には、23,000人の一級建築士が、選考されたそうです。

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実は、一級建築士登録第1号は、田中角栄氏だという説があります。
答えは「NO!」なのですが、信じている人は、未だにいるようで
少し前に読んだ一般書籍にですら、実しやかに、そう書かれていました。

その真相らしきことが、最近の建築士会会報のコラムに書かれていました。
それを読むと、確かに、まぎらわしいことではあったようです。

田中角栄氏は戦前より土木建築請負業を営んでいたこともあり
秘書を通じて「建築士にしておいてくれ」との指示がされ、
実施された選考によって、合格証の第1号となったのだそうです。
ところが、今でもそうなのですが、建築士は試験の合格通知を受けた後、
登録手続きをすることによって、はじめて建築士になることができます。
そん事情をご存知なかったのか、または登録を忘れていたのか、
田中角栄氏は、合格証を受けとって1年が過ぎた後に手続きをしたため、
結果的に、一級建築士の登録番号は第16989号となったのでした。
つまり、合格証書の第1号で、一級建築士の第1号ではなかったのです。
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