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デザインのデザイン

2010-09-23-Thu

 
なぜ買ったのか、理由も忘れてしまいましたが、
長いこと、買ってそのままになっていた本を、ふと、読み始めました。
シンプルな装丁に潔さを感じさせる 「デザインのデザイン」 原 研哉
松屋銀座の外装や包装紙のデザイン、無印のプロジェクトに携わるなど
幅広く、活躍しているデザイナーが書いている本です。

design_of_design.jpg


この本を読んで、デザインに対する思いに、共感したり、大いに学んだり
読み進めるほどに、その仕事の奥深さを感じました。
日本の住宅に対する日本人の美意識についてなど、
共感しながらも、ちょっと痛いところを突かれている思いがしました。

そんな中で、興味深く思ったのは、国産車のデザインについての話でした。

  良く耳にする国産車への批判として、海外のクルマに比べて
  美意識が足りないとか哲学が不足しているとかいう話がある。
  ・・・中略・・・
  日本のクルマは、日本人のクルマに対する欲望を精密にスキャンし、
  それに寄りそう形にできているからだ。

クルマを沢山売るためには、広く誰にでも受け入れらることが重要で
それが反映された結果が、商品となっているというわけです。

「デザインのデザイン」は、7年前に発刊された本ですが、
少し前に、自動車メーカーのマーケティング部に勤める友人が、
「最近はマーケティングに基づいて製品化しても、とことんハズレる。
今までの手法が通用しないようになってきているみたい」と語っていました。
これを人々の意識の変化の表れ、と捉えるならば、
これからは、国産車のデザインの方向性も、変わるのかもしれませんね。
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