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若い頃の設計事務所

2010-09-15-Wed

 
若い頃、勤めていた設計事務所へ、久しぶりに行きました。
行ったのは、久しぶりですが、難問に突き当たったりすると、
電話をしては相談をするようなことを、ときどき、させていただいてます。

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務めていた当時は、いろいろなことを、繰り返し教えられました。
「モノづくりをするには、自分の中に哲学を持つんだ」
「絵があれば、その余白や額縁、背景の壁まで考えるんだ
家も同じ、庭は額縁、背景は周辺環境ってことだよ」
「図面は伝えるために書くんだ。キレイに書くのが目的じゃない」
などなど、日々、言われていたことが、思い浮かびます。

その事務所では、最近ある住宅のコンペに、参加したそうです。
敷地には、直径6mの大きなケヤキの木があり、
それを生かした設計が、一つの条件だったそうですが、
「こんな大きな木が敷地にあったら邪魔でしょ。自分の家なら切るよ。
冷静に考えたら、現実的じゃない。そういうのバランスの問題だよ」
と、バッサリと切って、別のシンボルツリーを提案したそうです。
そんなことをしたプランは、他に無かったのはもちろんなのですが、
現実的な説得力が、審査員を唸らせ、参加400組の中で優勝したそうです。

相変わらず精力的で、かなわないななぁ、と、思いました。
身近にいたころは「スゴイ」と思いながらも慣れてしまっていて、
離れて久しぶりに話をすると、その[スゴイ」を改めて感じます。
そして若い頃を、この事務所で過ごせたことは幸運だったと思います。
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