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恥ずかしかったこと

2010-09-12-Sun

 
スウェーデンの母国語は、スウェーデン語です。
でも、ほとんどの人が英語を話せるので、旅行者にはありがたく
歩いている人に道を尋ねても、お店でも、誰もが英語で答えてくれます。
ところが意外にも、夏ともなれば、観光客が各国から集まるというのに、
レストランやカフェに、英語のメニューが置いていないことがあります。
「英語のメニューはありませんか?」と、聞くと
「ないのよ、私が訳して言うから、選んで」なんて答えが返ってきます。

restaurant.jpg


ストックホルム旧市街、ガムラスタンの細い路地を抜けると、
港沿いには、老舗レストランや洒落たカフェが並んでいます。
お昼時、そのレストランの一つへと、食事に入りました。
メニューがスウェーデン語だったので、英語のはないかとウエイターに聞くと
「ぼく、英語しゃべれないから」と、隣の席で食事をする東洋人男性客に、
「このメニュー、彼女に訳してくれない?」と、英語でお願いしていました。
「OK」と、東洋人男性客は食事中なのに・・・いい人です。
彼は常連さんのようで、スウェーデン語も英語も堪能な方のようです。
わたしにしたって、メニューを全部読んでいただいても理解しきれないし、
ニシンの酢漬(北欧伝統料理)以外の魚が食べられればよかったので、
「こんにちは。魚を食べたいけど、このメニューの魚って、すっぱい?
すっぱい魚はホテルの朝食で食べるから、違うのを食べたいんですけど」
と、ニシンも、酢漬けも、英単語がわからなくて、こう英語で聞くと、

「あぁ、日本語で大丈夫ですよ」

うわっ!日本人だ!
日本人に、しかも英語の達者そうな日本人に、聞かれたくない英語力。
文法が間違っていた気がするし、もっとおとなの表現があるし、
と、心の中は大慌てで・・・結果、しゅんと、恥じ入ります。
「中学校から英語を勉強している」ってことが負い目を感じさせます。

彼は、わたしのテーブルに置いてあった日本語のガイドブックを見て、
わたしが日本人だと気が付いていたのでしょうが、
わたしは、彼を中国人や韓国人だと、とことん思い込んでいました。
丁寧に日本語で教えてくれた彼に、礼儀正しくお礼をいったあとは、
できるだけ彼の方を見ないように、目を合わせないようにと、
そんなおとならしからぬ行動を、あやしくとってしまいました。
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