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住まいについての考察 Vol.3

2010-09-10-Fri

 
住まいについての考察、3回目になりますが、今日で最後です。

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台北に暮らす友人が、夫と暮らすフラットは、100㎡以上の広さがあるのに
キッチンは、日本のワンルームマンションより多少大きい程度でした。
冷蔵庫も、まるで一人暮らし用の大きさ、食糧もほとんど入っていません。
台北では、屋台での食事習慣があり、その屋台も、いたるところにあります。
朝は夫婦それぞれ、出勤途中の屋台で済ませ、昼も屋台やレストランへ行き
夜は昼と同じように外食だったり、お惣菜だけを買って、ご飯を炊くなど
キッチンが、ほとんど必要にならない生活を送っていました。
このように、生活のスタイルが変わると(違うと)、
習慣的に、必要だと思っていたものが、実は必要でなかったりします。

最近の若い世代の間で、シェアハウスが、注目されるようになったり
高級品やブランド物よりも、自分のスタイルを築こうとされていたり
必ずしも人と同じことが良いとは、思っていないのがうかがえます。
少し前の世代とは、価値観が、ずいぶんと違います。

また、昔のように、子供が自宅で親の面倒をみることも少なくなっています。
それどころか、親世代が、子どもとの暮らしを望まないこともあります。
高齢化社会において、そのあたりでも、新しい暮らしの考え方が
専門家や当事者を含め、今は、あちらこちらで模索されています。

モノや暮らしに対する価値観、家族のあり方、お金の使い方
それらが変われば、住まいのあり方も、当然、変わります。
だから、住まいの概念を一度分解してから、考え直してみると、
ちょっと違った答えが見つかるかもしれません。

価値観が多様化している現代だから、もっともっと広い視野をもって
概念化されずに、純粋に、住まいのことを考えたいと思います。
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