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これは何でしょう?

2010-08-24-Tue

 
ストックホルムの初夏、日差しが眩しい爽やかな、朝の通勤時間帯です。
バスや自転車で、人々が、それぞれの目的の場所へ向かう中で、
その脇にあるグリーンのあれは、なんでしょう?

public_wc.jpg


写真をご覧いただくと、答えは書いてありますが、トイレです。
歩道にデン!と構える「公衆トイレ」なのです。
わたしは、利用するにはいたりませんでしたが、
人さまの利用状況を、遠巻きに、じーっと観察ていると
右脇の料金ボックスへコインを入れると、ドアが開く仕組みのようです。

防犯のことなど考えると、公園にあるより安全なのかもしれませんが
頻繁に、脇を通行する人があれば、落ち着かない気もします。
そして、わたしには、工事現場の簡易トイレを連想させてなりません。

・・・と、お父さんと、お母さんと、小さな子供二人がやって来て、
中に入りドアをバタリと閉めたので「マジ?」と、思いましたが、事実です。
家族だから、そこら辺のことはどうでもいいのですが、
この狭い中に4人も入って、用を足そうというのだから、スゴイ!
ドアを1回開けるのに、コイン1枚とかだから、
節約!節約!なんですよ、きっとね。

アルネ・ヤコブセンの椅子

2010-08-23-Mon

 
セブンチェアのアームタイプと、写真手前がグランプリチェアです。
アルネ・ヤコブセン(Arne Emil Jacobsen 1902~1971)デザインです。
デンマークのフリツハンセン社で、1955年頃から製造販売されていまが、
半世紀以上もの長い年月が経過しても、現役なのだから、立派です。

chair_a.jpg


セブンチェアは、目にすることも多いのではないでしょうか。
このアームタイプは、真正面から見ると、アームが、ひょいと伸びた様子が、
なかなかどうして、ひょうきんな表情をしていて、微笑ましくなります。
機会がありましたら、是非、真正面より、その表情をご覧ください。

グランプリチェアは、ご存じない方が多いかもしれません。
ミラノ・トリエンナーレ(ミラノで開催される美術展)で、
1957年に、グランプリを受賞したことから付けられた名前です。
元々は、チークの足とレザーの張り地でできていたものです。

これらの椅子の座面から背面にかけては、三次元の成形合板です。
板を何層か重ね、それぞれをボンドで接着し、形を整えます。
学生のころ、フリツハンセンの工場を訪れる機会に恵まれ
その工程を、興味深く見学したことがありました。
蒸気で熱し、椅子の形にプレスしていたのが、とても印象的でした。

チョコレートケーキの思い出

2010-08-22-Sun

 
弟は四つ下で、子どものころから、チョコレートケーキが、嫌いです。
その原因は、私にあるそうで、何度となく、恨みごとも聞かされました。

chocolate_cake_c.jpg


女の子は中学生くらいになると、お菓子づくりに憧れたりしますが
私にも、そんな時期はあり、チョコレートケーキをつくったことがありました。
お店のガラスケースに、照明の下で美しく並ぶケーキが、イメージでした。

ところが、焼きあがった土台のスポンジは、まったく膨らんでおらず、
まるで、お好み焼きの具のない生地のようになってしまったのです。
茫然とするほどのショック…、失敗するなんて思っていませんでしたから。

とにかく形だけはケーキにしなければ!!と、知恵を絞った結果
ホットケーキを焼き、膨らんでいないスポンジと交互に重ね合わせたのです。
チョコレートクリームを塗れば、見た目はちゃんとケーキだと・・・。
当然それは美味しいわけなどなく、家族からも、激しく、不評でした。
弟は、それを食べ、チョコレートケーキが、大嫌いになったそうです。

あれから数十年、今でも、弟は、チョコレートケーキが食べられません。
そして、チョコレートケーキが食べられなくなった理由を
私が忘れないようにと思うのか、ときどき、話して聞かせてくれます。

姉は美味しいチョコレートケーキをいただいて、弟を思い出しました。

家の断熱

2010-08-20-Fri

 
スウェーデンには建築博物館があり、ストックホルムの中心街から、
木組み床の長い橋を歩いて渡った先の、シェプスホルメン島に
ピカソやマティスなどが展示される現代美術館に併設されています。

wall.jpg


この博物館には、ストックホルム市内の建物を中心とした、
公共建築物などの模型や写真、ドローイングが、展示されています。
その中には、写真のように、壁を切断した断面模型もあります。
たぶんスウェーデンの標準的な工法なのだろうと思います。

写真右下は、木造の建物のものですが、ロックウールの断熱材が、
分厚い壁にぎっしり入って、万全の寒さ対策をしているのがわかります。
赤い板が貼ってある壁の屋外側は、外壁通気工法になっています。
日本でも、昨今はこの壁体内通気工法が用いられていますが、
壁の中を空気が循環するようにして、壁内結露を防ぐ効果があります。

断熱というと、寒い季節の防寒をイメージされがちですが、
夏には外の熱を中に伝えにくくする役割も果します。
しっかり窓を閉め切って冷房運転すると、省エネ対策になります。
屋根は、夏の直射日光を浴びて、相当な温度になるので、
断熱材の果す役割は非常に大きくなります。
そして、入り込んだ熱を外に出すために、
壁も屋根も通気ができるようにしておくと、効果的なのです。

美しいもの

2010-08-19-Thu

 
美しいものは、神様の表しなのだそうです。
どの神様とか、そういうことではないんですけどね。

日常で、木々の若葉や木漏れ日を美しいと思ったり、
夕陽や海や夜空に輝く星を美しいと思ったり、そんな瞬間がありますが
それは神様が、その人に美しいものを表して見せてくれているのだそうです。

shade.jpg


「目に見えない力に、やらされたような気がします。」
と、アーチストや偉業を成したような人の言葉を聞くことがあります。
それも、神様の表しと、なにか通じるものがあるのかなと、
美しいものを創造するために、その人を通して表す・・・、なんて思いました。

美しいものに気づけるかどうかは、その人の心のありようで
準備が整った状態であれば、美しいと感じられるのだそうです。
ストレスや恐怖を抱えていては、そんな余裕はありませんものね。
だから、そういうことを感じられる状態が、人にとって、一番いいそうです。

で、神さまが美しいものを見せてくださったとき、どうすればいいか、
「美しいものを見せてくださって、ありがとう」と、感謝をするのだそうです。

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