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サヨナライツカ

2010-05-10-Mon

 
どこかへ旅行を決め、そこがはじめて訪れる国だったとすると
敬意を示して…というよりも、好奇心からですが、
その国の歴史や文化について書かれた本を読みます。
それから、その国を舞台にした小説を読みます。

数年前、バンコクへ行くことになって読んだ小説が
『サヨナライツカ』辻仁成著でした。
中山美穂主演で映画化され、公開されましたね。

カクテル


若い二人がバンコクで出会い、激しい恋に落ちますが
彼には婚約者がいて結婚をし、二人は結ばれませんでした。
晩年の彼女は、異国バンコクで病におかされて…
と、なんとも切ない物語になっています。

私は単純に、その悲恋に胸をしめつけられたのですが、
最近『サヨナライツカ』を読んだという友人は
一風変わった、おもしろい感想を聞かせてくれました。

「女性の恋愛の記憶は、上書き保存されるから
一人の男性のことを、別れてからも何十年と
思いつづけるなんて、ありえないのよ。
あんなにも、女性を切なく哀しく悲劇的に書いているのは
辻仁成の女性への、こうあって欲しいという
憧れと願望じゃないかと思うのよねぇ。」

う~ん、なるほど…
私はそこまで深読みができなかったのですが、
そんな思いが、辻さんにはあったのでしょうか?

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