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アンジェロ・マンジャロッティ

2012-06-14-Thu

 
アンジェロ・マンジャロッティ展オープニングへ行って参りました。
写真でご一緒させていただいているのは、
マンジャロッティの娘で、ミラノ大学教授、建築家のアンナさんです。

mangiarotti.jpg


イタリア人マエストロ アンジェロ・マンジャロッティは
建築、家具や日用品のデザイン、彫刻など、幅広く手掛けており、
91歳の現在に至って今なお、現役でその活動は続いています。
今回のイベントは、これまでの集大成としての本の出版に伴って、
彼に携わったイタリア人建築家や、日本の建築家が集まり、
講演やパネルディスカッション、パーティーとなりました。
とても有意義で刺激的な時間を、過ごさせていただきました。

マンジャロッティは日本にも事務所があるほど日本に造詣が深かいそうで、
京都の枯山水や、松尾芭蕉の言葉などにも影響を受けていたそうです。
そして、ミラノの事務所には、これまで多くの日本人が在籍し、
その彼らもまた今では、各分野で活躍をし、評価され
意外にも、マンジャロッティと日本には深いつながりができています。

マンジャロッティと関わった人々によって
独創的なデザインやプロジェクトに表現されている根底の
デザイン哲学、その背景となる文化や環境、日常の場面などが語られ
マンジャロッティという人物の輪郭が見えてくるようでした。
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KATAGAMI

2012-05-21-Mon

 
丸の内にある三菱一号館美術館では、現在、
「KTAGAMI Stile 世界が恋した日本のデザイン もうひとつのジャポニズム」
が開催されています。
東京展の後、京都、三重と続くようですが、東京は5月27日までです。

katagami_style.jpg


主には着物の生地などに文様を染めるための型紙のことで、
鎌倉時代頃から使われ始め、江戸から明治前期に全盛を迎えたようです。
19世紀末になると、万博博覧会などで欧米にも知れ渡るようになり、
装飾芸術や産業芸術に、影響を与えることになったそうです。
壁のクロスや椅子の生地、バルコニーの格子など、
インテリアの装飾としても、用いられるようになっています。

型紙は、唐草模様や三筋格子、小菊、竹などはもとより、
それらを組み合わせや、さらに複雑なものなど、多くが展示され
それと共に、その型紙を作る過程も映像で流されていました。
それは見ていて気の遠くなるような細かく忍耐を要する作業で
その彫刃も適したものがなければ型紙職人が、自ら鉄を打ち作るのです。
これは日本人だからこそ、できることなのかもしれないと思いました。

こういった日本のデザインは欧米のものと比べると、
一見の派手さが無いので見過ごされがちですが、
繊細さの中にある気品が、見るほどにじわりと伝わってきます。

伊丹潤氏の仕事机

2012-05-16-Wed

 
先週、行った伊丹潤展、写真のように仕事机が再現されていました。
韓国と日本を行き来して、仕事をされていたということを感じさせ
また、ちゃんとモノを選んで付き合っているといった印象でした。
 
desk_itami.jpg


机の前には、あいだみつを氏の名言が貼られていました。
たぶん、カレンダーの切り取りであろうことが伺えます。


 一生燃焼

 一生感動

 一生不悟


うん、うん、とうなずきたくなるような、いい言葉です。
一生燃焼、一生感動、一生不悟・・・いいですね。

伊丹潤展

2012-05-08-Tue

 
建築家 伊丹潤展が、乃木坂のギャラリー間で開催されています。
銀座へ所用で行く途中、立ち寄って参りました。

yoshimura.jpg


昨年お亡くなりになられた伊丹潤氏は、
その前日まで、スケッチをされていたそうです。
そして自らを「最後の手の建築家である」と称していました。
展覧会では、模型や写真、氏の仕事机の再現
そしてスケッチやドローイングなどが豊富に展示されていました。
手描きにこだわったといわれるだけに、
それらはどれも味わい深く心魅かれるものばかりです。

建築でもなんでも、モノはそうですが、
近代の頃までは、その作り手の手の跡を感じると思うのですが、
現代は工業的、機械的で、何かとパソコンに頼っていて、
比べてしまうと、そっぽを向いたような冷やかさを感じてしまいます。
忙しない時のスピードが、そうさせてしまったのでしょうか。
しかし、その反省があるのか、あるいは希少だから魅力的に映るのか、
このごろ手の跡を感じるモノが、評価されるようになったと思います。

そんなことを沸々と考えながら、
今日の午後は、平日の閑散とした薄暗いギャラリーで、
伊丹潤氏の手の痕跡を偲ばせるスケッチに、見入っていました。

ステンレスの洗面台

2012-05-05-Sat

 
そういえば、21_21 DESIGN へ来るときは、
いつも雨に降られているように思います。
雨に濡れた建物の特徴的な屋根や外壁のガラス、
雨に濡れた敷地内の木や芝の緑、舗装された道やせせらぎの石
その印象しか思い出せないような気がします。

ステンレス一枚手洗


21_21は、言わずと知れた安藤忠雄氏による建物です。
昨日の外観写真は、傘をさしながら、
片手でカメラのシャッターを切ったのですが、
大ざっぱな撮影にも関わらず、それなりに絵になります。
どのアングルからもがシャッターチャンスのようで、
美しい建物の彫刻的な造形に、改めて感嘆してしまいます。

今日の写真は、トイレにあるステンレスの洗面台です。
三連のシンクを一枚のステンレスで加工したデザインで、
外観の屋根をモチーフにしたという手の込んだものです。
オーダーによる高級キッチンなどでも、
カウンターとシンクを一体成型して作ることがありますが、
その美しさはもちろん、手入れや掃除のしやすさもあります。

美術館から外へ出て建物を振り返り、
悔しいほどに美しい・・・
と、一緒にいた友人に、思わずつぶやいていましたが、
私ごときが安藤忠雄氏の建築に「悔しい」などと申すのも、
まったくもって、おこがましい話ではございますが。

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