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ウォールデン森の生活

2012-06-12-Tue

 
最近とても興味深い本に出会いました。
ウォールデン 森の生活」ヘンリー・D・ソロー著
英語の原本が1953年に出版されてから、これまで幾多の翻訳本があり、
いまだに広く関心が寄せられている本であることがうかがえます。

forest_bw.jpg


著者は1984年の春に、森の中のウォールデン池の畔に自ら小屋を建て、
約2年間をそこで暮らし、自然を観察し、人を観察し、
深い洞察により得た叡智が、この本で語られています。
その知恵は、自然を含めた人間の生活という本質の部分で、
変わることはなく、今この時代に読んでも古さを感じませんでした。

森の中に建てられた小屋の大きさは、
幅10フィート、長さ15フィートといいますから8畳強の広さで、
柱の高さが8フィートなので、壁際の2.4メートルくらいから
切り妻の頂部に向かって勾配なりに高くなっているのでしょう。
ここに、暖炉、ベット、テーブル、椅子3脚と生活雑貨が入り、
シンプルに、潔く暮らしたということに、やはり興味は魅かれます。

現代の日本において、この暮らしが成り立つとは思いませんが、
削ぎ落として、削ぎ落として、そこに何が残るかと意識して
住宅の設計をすることは、とても意味あることだと思っています。
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窓の本

2012-01-17-Tue

 
設計の参考資料になる本が急に必要になり、
近くの本屋さんへ駆け込むようなことが、たまにあります。
先日もそんなことで、帰りがけに本屋さんへ立ち寄りました。

window_scape.jpg


本棚を目的の本を探して目を動かしていると、
ちょっと表紙が魅力的にこちらを向いて立て掛けてあったりして
「ねぇ、ちょっと見て」と言わんばかりに誘いかける本があるんですよね。
急いでいるし、今日は目的が違うし、そんな場合じゃないからと、
一旦は素通りしてみるものの、やはり気になるのです。

結局は立ちもどって買ってしまったのがこの本です。
「Window Scape 窓のふるまい学」
アジアやヨーロッパ、アメリカなどの28ヶ国の窓を調査し、
写真と寸法まで記載された手描きのパースが、
それぞれコメント付きで、見開きのページに一つづつ掲載されています。
カフェやモスク、クリーニング店、宝飾店、民家や建築家の家などなど。

そういえば、わたしは昔から、建築物の窓が好きでした。
窓だけの写真集をいくつか本棚にはあり、旅先の写真にも窓が多いのです。

そんな日の雨傘に

2011-08-07-Sun

 
表紙に惹かれて本を手にすることがないでしょうか?
写真の雰囲気と題名に誘われた一冊です。
そんな日の雨傘に」エクス・リブリス 著

rain.jpg


自分のこの世への存在を許可を出した覚えのない中年男。
その許可を出すとしたら、誰に出すのかもわからないけれど。
仕事は靴会社からの依頼で、靴の試し履きで街を歩き、
報告書を上げることで、わずかな収入を得ている。
そもそも生活は、一緒に暮らす女性の収入でまかなわれていたのだが、
唯一の理解者だったはずのその女性も、愛想を尽かして、出て行った。

そんな主人公の視線で、普通ならば注視されることのないような
街や人々の影の部分を、滑稽に、皮肉に、哀れに、淡々と観察し、
その観察する自分の思考について、さらにくどくどと観察するのです。
いかにもどんよりと、不快に、救いようのない話しのようですが、
ゆっくりと物語に引き込まれ、不思議な感覚を読者に与える小説でした。

作者はこの小説が絶賛され、一躍有名になり、
ドイツ文学で最も権威のあるビューヒナー賞を受賞しているそうです。

料理本

2011-07-29-Fri

 
料理本とういうものをめっきり買わなくなっていました。
インターネットが普及してからというもの、パソコンで検索すると
必要なレシピはいつでも、手軽に見ることができますからね。

otumami.jpg


思い起こしてみると最後に買ったら料理本は
「おつまみ横丁」瀬尾幸子著 という文庫本でした。
「すぐにおいしい酒の肴」と副題がついていますが、
酒の肴でなくても、晩のおかずにだって、ごはんがすすんじゃいます。

お気に入りのレシピの一つが、鶏レバーの甘辛煮です。
鶏レバーは、作ったその日はやわらかく美味しくいただけても、
翌日には、すっかり固くなってしまっていまうのですが、
本の通りに、鶏レバーを煮て、水溶き片栗粉でとろみをつけると
とろみの幕がレバーの水分を逃がさないそうで、固くなりにくいのです。

ちょっとした小ワザが、料理を美味しくしてくれて、
簡単にパパっとできるレシピばかりが載っているので、重宝しています。
結果、キッチンにある数冊の料理本の中で、今では一番活躍しています。

そろそろ正義の話をしよう

2011-07-23-Sat

 
NHK教育テレビで放送された「ハーバード白熱教室」
マイケルサンデル氏の公開講義がおもしろくて見ていました。
ハーバード大学教授であり、その講義「Justice(正義)」は
あまりの人気ぶりで、14万人を超す履修者数を記録しているそうです。

justice.jpg


「そろそろ正義の話をしよう」マイケルサンデル著
一時は書店で平積みになっていた本ですが、最近になって読みました。
哲学の話など、少々難解ではありましたが面白い本でした。
そして、我が身を振り返れば、いろいろと考えさせられる本でもあります。

実際にあった裁判や事件を例に取り上げて、
哲学者の考えを引用しながら正義の概念を問うのですが、
これが常識だとか正しいとか信じて、疑いもしなかったようなことが、
その概念を、いかにも、もろく崩されてしまうことを思い知らされます。

人は常に判断に迫られ、何らかの決断を下さなければなりませんが、
この世の中、何が絶対正しいと言い切れるものではない難しさを思います。

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